静寂を待ちながら

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人生を劇場にたとえたら

こんにちわ。友人のA先輩(略称:パイセン改めジェントルさん)*1、とうとう異動が決まったのだそうです。といっても勤務地は変わらず、部署のみの異動らしい。ニューチームは大変そうだよ、やばいよ、とつぶやいていました。がんばれジェントル、負けるなジェントル!辛い時にはともに飲もうぜよ。

…………
日頃ちょっと思っていることを書いてみます。
わたしの座右の銘…、ってほどでもないが、何かあると思いだす言葉がこれ。

人間はいつでも巨大な劇場にいるものだと思う。
心の中のきれいなエネルギーを世界に返すことが観劇のチケット代だ。

スウィート・ヒアアフター

スウィート・ヒアアフター

P.69 より抜粋

腹が立ったり、悔しいことがあったりして「きーっ!」てなったときに、自分の矜持を守ってくれる言葉。で、連想で、「じゃあ私は、劇場のどこにいたい…?」ってよく考える。ステージに立ちたいのか、客として仲間と輪を作って盛り上がりたいのか、それらを支えるスタッフになりたいのか。これって結構人間関係のポジション取りに役立つような気がする。適材適所に配されればよいが、自分の資質を勘違いしていたり、求められるままに進んでいってたりして、「居心地悪そうだな」って見える人も中には居る。例えば、本当にステージに立つ人って、普段は意外にひっそりと客席の後ろのほうにいたりするのだ。ちなみに自分は長らく「ステージの後ろを駆け回るスタッフだ」って思ってたけど違った。その外で、掃除をしてるおばちゃんなのだということが最近判明した。「外野の人間」がもっとも落ちつける場所ってなんかかなしいが、仕方ない。ロビーや楽屋のごみを片付け、中の人が居心地良くなるように行動するのが、自分にとってもっとも気分がよいのだ。そしてゴミを捨てる時に「あら、今日のお客さんは若い女の子が多かったのかしらね〜。お菓子の包み紙でいっぱいだわ」とか言ってあれこれ邪推したい。うう、下世話だな…。

皆さんは自分がどこに向いていると思いますか?さあみんなで考えよう!

*1:本人からの希望で変更しました。