高橋一生の本棚
2017年8月4日、NHKにて放送の「あさイチプレミアムトーク」、ゲストの高橋一生さんが、自宅の本棚を紹介。
あまりに魅力的かつ強烈だったので、一冊ずつ確認してみました。
以下、30冊以上あります。
分かったものだけで恐縮ですが、どうぞお納めくださいませ。

スペクテイター〈19号〉Whole Pacific Northwest Life Catalog vol.1
- 出版社/メーカー: エディトリアルデパートメント
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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- 作者: 観山正見,小久保英一郎
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2011/12/20
- メディア: 単行本
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いろんな性癖(「ご本、出しときますね?」新春SP)
こんにちは。年が明けましたね。
昨年は色んな世界が激動でしたが、今年はどうなるんでしょう。多くの人が笑顔で、たとえ思う通りにいかなくても、何となーく笑って生きていけるような世の中になってほしい。
個人的には「健康」「地道」「努力」「(多大なる)睡眠」を目標にする所存です。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
………
年末年始のTVでは、2017年1月2日22:00〜、BS JAPANにて放送された、文筆系トークバラエティ「ご本、出しときますね?」SP、とっても良かったですね。
MCはオードリー若林さん。
ゲストは朝井リョウ(直木賞作家)、西加奈子(直木賞作家)、村田沙耶香(芥川賞作家)、綿矢りさ(芥川賞作家)。
作家ならではの視点で語られる世相の話、本の話。全てが面白かった。
朝井さんの「2年後に出ててくるであろう、社会学として読まれる青春小説作家との対談に今から備えている」話に爆笑し、綿谷さんが岩波の「育児百科」を紹介しているのを見て、時の流れを感じた。西さんの「今、世間で自分に無関係でいられる出来事なんて何ひとつない」という見解に心の豊かさを感じ、村田さんが「ワイドショー(のどぎついニュースを)見ると吐いてしまう」に、妙に納得させられた。
中でも、自分がハッとしたのは性癖、性犯罪関連のお話。
皆さんの意見をざっくり。
「たまたま自分が世間から咎められる性癖を持っていないだけ。もし矯正させられたらむっちゃ辛いと思う(西)」「性犯罪者の更生プログラムが知りたい(朝井)」。「そういう人を、小説で救えると思う(村田)」「漫画などで、そういう表現を規制し過ぎてはいけない、抑止力になっているはず(朝井)」。
皆、安直に非難をしなかった。もし自分がそうだったなら、という視点。他人事ではなく「自分事」として捉えていた。作家とはこういう生き方をいうんだな。すごく感銘を受けた。
で、考えました。
続きを読む2016年のご挨拶
今年ももう終わりですね。毎年思うが、あっという間だ。という事は、「もう年末か」「早い」「やばい」とか言ってるうちに、人生も終焉を迎えるのであろうか。諸行無常ですね。
………
2016年エンタメは、「揚!」って感じでしたね。特にドラマがすごかった。
自分にとっては、「真田丸」と野木亜紀子さん(「重版出来!」「逃げるは恥だが役に立つ」脚本)の年でした。
真田丸、本当に面白かった。三谷さんの脚本、細やかな演出、堺さんを始めとする素晴らしい役者陣、全てがかみ合っていた。毎週こんなに楽しい作品が、家に居ながらにして観られて良いのかと。ツイッターの皆さまの知識や「丸絵」なんかも、視聴の楽しみを増してくれました。
あと、野木亜紀子作品が爆発してましたね。どちらも、社会に翻弄され、漫然と生きる人々をグサリと刺す良作。でも読後感は爽やかで、多幸感に溢れていて。才能ある作家なのだなー。すっかり彼女のファンになりました。
他にも良い作品は沢山。
続きを読む虚構とは(SMAPのこと)
信じられないほど、ご無沙汰しております。今年初の更新が、お盆明けになろうとは。無精を恥じます。
頻度は落ちても時々書かなきゃと、思ってはいるものの…、な現状です。まあ、細々のんびり、気長に続けていきます。
…………
さて、先週末(2016年8月14日)、信じられないニュースが飛び込んできました。
SMAPを応援してくださる皆様へ
結成28年、デビュー25周年の記念イヤー初頭からゴタゴタがあり、結局今年で解散という形に。オリンピックや甲子園で湧く列島に大きなショックを与えました。
作家の朝井リョウさん曰く「SMAPはインフラ」。電気ガス水道スマップ、でしたっけ(あやふや)。それくらい国民に浸透し、なくてはならない存在であると。さすが戦後最年少直木賞作家、上手いこと言います。佐藤健に髪型を真似されただけのことはある。*1
趣味嗜好が多様化し、ジェネレーションギャップありまくりのこのご時世に、誰もが知る、ということの凄みたるや。こんなスター、もう二度と出ないのではないでしょうか。
すでに憶測やリークでさまざまな報道がされていますよね。戦犯探しというか。正直、本当のことは私には分かんないです。
ただ思うのが、「フィクションのあり方」*2について。
秀逸なコラムを拝見しました。以下、引用します。
今年もありがとうございました。
こんにちは。2015年も終わりますね。在り来たりですが、光陰矢の如しです。
今年は、何といっても「火花」の年でした。
文學界増刷にはじまり、三島賞ノミネート、芥川賞受賞、そして250万部に迫る大ベストセラーに。ファン冥利につきる一年でした。ピースのKOC準優勝以来の楽しさだったな。
地元で「火花」トークイベントをやらせて貰えたのも幸せな出来事でした。各方面に感謝です。
ラジオやお笑いも、昨年よりは楽しめたな。「朝井リョウ・加藤千恵のANN0」にハマり、そのお陰で読書の幅が広がったのが収穫。
ここでは読書会や本関連のイベントを書く事が増えたけど、相変わらず自分の根はお笑いと文学と音楽です。それらが融合した番組が始まったのは嬉しかったな。
良き友人たちにも恵まれた。辛い時には支えてくれる人もいた。ありがたい事です。
個人的には、出会いと別れ(死別その他含め)のサイクルが激しく、まあまあ疲れました。経験は宝。
兎にも角にも、本とラジオと酒の日々を、今年も無事生き延びられてよかった。感謝しています。
来年はよく学び、よく働き、周りに貢献し、時々息抜きしつつ、自分の道に邁進します。あとよく笑う!ばかみたいに!
簡単ですがご挨拶まで。
不束者ですが、来年もどうぞよろしくお願いいたします。
それでも私はパーケンを愛し続ける
こんばんは。もう年の瀬ですね。
ネタ番組をたくさん見られる楽しい季節に、衝撃のニュースが飛び込んできた。
キングオブコメディ及び高橋健一に関しまして
(人力舎オフィシャルサイトより)
被害者のことを思うといたたまれない。罪は償わなくてはならない。それが大前提だ。
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