かんわ休題
ひとりごとです。
この頃、ここに何か書くときは、大勢に向かって話していない。
ただひとりの人へ向かって書いている。
相手が具体的にいるときと、そうでないときがあるけど、
気持ちはだいたい一緒だ。
気が付いたら太宰システムになっていて、若干の羞恥。
でも、そうやって手紙を書くように綴るのが、一番じぶんに合っているようだ。
もうひとつ、気にとめていること。
よしもとばななさんの小説から。
人間はいつでも巨大な劇場にいるものだと思う。
心の中のきれいなエネルギーを世界に返すことが観劇のチケット代だ。
- 作者: よしもとばなな
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P.69 より抜粋
生きていれば、気持ちの通じない人に出会ったり、
こころない言動や出来事に傷ついたりするのはしょっちゅうだ。当たり前だ。
そんなときはこのフレーズを胸のなかで口ずさむ。
それから、素晴らしいものや人にめぐりあえたときも。
いつか死ぬとき笑っていられるように、
ばかのひとつ覚えのように一生懸命に。
ひとのこころは、不思議で素敵。
やっぱりそう思っていたい。
それから、
想像力に責任を持つことが出来ているだろうか、と問いかけながら。
「わたしの小さな場所にきてくれたあなたになら、刺されても怖くない」
いつでも堂々と言えるように書きます。
…………
われながら、いったい何を言っているんでしょうか。
次回は久々に、お笑いのことやらなんやらの予定です。