静寂を待ちながら

お笑い、テレビ、ラジオ、読書

にっき(地下二階)

こんにちわ。今月ももう終わりますね。ここのところ身の回りが嵐です。端的にいえば年度末ってことですね。実力も器も足らん!やばい!うおー!と往年の吉田栄作ばりに叫んではストレスを発散しております。ま、脳内でですけどね。あとは村上さんのところを読んで息抜きをしております。質問の量がすごいですね。あまりの更新量にびっくりしております。最初は全部読んでいたのですけれど、もうあきらめましたよ。あと、「世の中にはこんなに悩んでいる人がいるのだな…」としみじみしております。そして20年来のざっくりヤクルトファンでもあるので、そういう意味でも幸せなページです。春樹さんありがとう。書籍化を楽しみにしております。

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日々のこと(豊崎由美さんのトークショー、北川陽稔さんのアーティストトーク、そして近況)

こんにちわ。先日、多忙と寒波のダブルパンチで、珍しくちょっとだけ体調を崩しました。が、「BAKAは何とか…」の法則通り、ぐうぐう寝ただけであっという間に復活しました。ありがたいことよ。丈夫に生んでくれてお母さんありがとう。
そして、来週末(2月14日)に行われる久々の「本のカフェ」が楽しみです。モンクールさんの美味しいパンを食べられることに今からわくわくしています。バレンタインですが、色気より食い気です。花より団子!

さてさて、最近の行動と、日々の徒然などをまとめて更新します。

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2015年1月30日、わが街の偉大な本屋さん「くすみ書房」さんにて、書評家・豊崎由美さんのトークショーが行われたので参加してきました。場所はCapo1Fサッポロ珈琲館。会場はびっしり満席、思い思いの飲み物を前にしたファンを前に、豊崎さんは軽やかかつ熱いトークで私たちを魅了してくださいました。
当日ご紹介くださった本の一部です↓

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今年もありがとうございました。

何やかんやで明日から2015年ですね。まったくもって信じられない。早い、早すぎるよペーター。ユキちゃんはちゃんと小屋の中にいる?…、と私の中のハイジが叫んでいます。すっかり疲れた心身をさらしながら年末のご挨拶を、少しだけ綴ります。

今年は正直、テレビもラジオもそんなに見聞きできなくて、すっかり情弱の浦島太郎です。でもKOCのシソンヌ優勝やらなんやらで、相変わらずのオークラ躍進っぷりを感じる1年でありました。彼はこのところ、お笑いの神様から異常な寵愛を受けてますよね。もちろんご本人の才能が大前提ですけど。来年もこの勢いでどんどん活躍してほしい。美人な奥さまにケアしてもらいつつね!

個人的には、今年は「出会い」の1年でした。「本のカフェ」その他で、たくさんのすばらしい人たちと親しくなれてうれしかったです。みなさま仲良くしてくださって本当にありがとうごぜえますだ…。そのやさしさに、心から感謝しております。いろんなジャンルの才能ある人たちに囲まれた日々はとっても楽しかった。また、なかなかの激動イヤーでもありました。いいことも悪いこともものすごい勢いで押し寄せてきた。ひいひい言いながら、かいくぐったり真正面から受け止めたり、と対処に追われましたよ。がんばったぜ今年の俺。ただ、その際、大切な人たちが格好良く助けにきてくれたりもした。自分は本当に人に恵まれているなあ、と思いました。今後は、そういう環境や愛情にしっかりと応えていきたいです。目の前の人や、まだ見ぬ人たちに対して、思いやり深く尽くせる人でありたい、行動でも言葉でも、と。とりあえず、まずはうまい茶でも飲んで、心身を整えることからはじめようと思います。うーん、ハードルが低すぎて申し訳ねえっす。まあいいのだ。千里の道も一歩から。

では、みなさまよいお年を!そして、来年もあまた恵みのふりそそぐ素敵な1年になりますように。

本のカフェ第12回「特集・池澤夏樹」

こんにちわ。冬ですね。だんだん寒さが増し、夜の長い冬至に向かっていくこの季節が毎年、一年のうちで一番どんよりします。雪がつもって景色が白くなれば「ここが寒さの底だな…」って思えるからあきらめもつくのだけれど、まだ「秋?冬?秋?冬?うーん、あーりん!(「ももクロのニッポン万歳!」より)な雰囲気だと、暖かさへの未練が断ち切れないのであります。とか言っているうちにもう年末です。あと1ヶ月で2015年ですって。はやい。はやすぎるよ。あと3か月くらいは2014年でもよいのにな。未来に気持ちがおいつかないっす。ふー。と、どんくさい溜息をついたところで本題へ。

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さてさて、もうだいぶ前になってしまいましたが「本のカフェ第12回」に参加してきました!今回は2014年8月に北海道文学館の館長に就任された作家・池澤夏樹さん(リンクは公式サイト)の特集という、すこしディープな会。場所も彼ゆかりの北海道文学館・地下1階のカフェ「オアシス」でした。参加者は10名と主宰の木村さんを合わせた11名。木村さんの公式詳細解説はこちらです。今回は、なんとなくだけど若々しい雰囲気に満ちていたような気がします。実際の年齢層はけっこうばらけていたのだけど。もしかしたら、池澤文学の持つ「希望」と「明るさ」がわたしたちにも乗り移っていたのかもしれませんね。そうそう、恒例の一言自己紹介は、旅に生きる池澤さんにちなんで「もしどこかへ移住するならば…?」。当日雪が降っていたからか、南国・ハワイを上げる方が多かったのが印象的でした。ええ、ばななさんリスペクトのあたしもですよ。…といいつつ、結局雪(と針葉樹林)が恋しくてすぐ帰ってきちゃいそうだけどさ。また、お仕事で転勤されている方々は今までに住んだ土地を紹介してくれたり、ほかには旅行などで行った場所をあげる方もいたりした。いろんな観点からあがる地名がおもしろかったなー。具体的には、アイルランドやスイス、ロンドンなどの海外や、東京、沖縄など国内、富良野や札幌の山鼻など道内などなど。バラエティに富んでいますね。あとは「天国」という回答も!なんて素敵な発想なんだ。そうだよ、どうせ移住するなら最高の土地にって思うものね。

では、いざ本編へ。

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にっき

こんにちわ。書くことなどないのになんとなーく筆を取り始めています。実は今、まだ仕事中です。すなわちこれは逃避行動であります。ごめんねボス。twitterレベルの徒然をさっと綴って仕事に戻ります。

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異界、虹、地獄、そして真実(マトリョーシカ兄さん日記ふたたび)

こんにちは。初雪の便りを聞くたびに「もう冬かよ…」とどんよりしてしまう今日この頃です。今年は秋が短すぎましたよね。寒いせいか周囲には風邪っぴきもおおいですが、わたしはあほの子なのでいたって元気です。この9〜10月は食欲の秋、そして日本酒とワインの秋をたのしく堪能しました。そのツケは出た腹にしっかり刻まれております。しょんぼり。というわけで、最近ダイエットを始めました。20秒筋トレして10秒休みを計8回、4分サーキットトレーニングを週3、の「タバタ式」というやつ。これが結構きついのですよね。ワンクールが終わるとかなり汗だくになるのだ。日頃の運動不足を痛感しています。…まだ一回しかやってないけど。でもずぼらな私にとって、週3でよいというのはかなりの魅力です。それ以上やると体に負担がかかるのですって。まあ大変(嬉。 これにストレッチなどを合わせ、年末までには何とか普通の体型を手に入れたいと思います。ま、どうせ正月を超えたら元の木阿弥なんでしょうけどねー。


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先日、「シベリアの禁制論」で書いた、マトリョーシカ兄さん(およそ90歳)とエレガント姉さん(同75歳)にまたお会いすることができました。相変わらず、新婚さんかと思うくらいの仲の良さ。きりりと芯の強い、でも女子のわがままを実にかわいらしく発揮して甘えるエレガントさんと、それを「しょうがないなあ」と苦笑しながらもうれしそうに受け止めるマトリョーシカ兄さん。そのラブラブっぷりにわたしはすっかり当てられてしまいましたよ。隣席の人なんか、どさくさまぎれに馴れ初めとか聞いて騒いでたしな。しかし、年を重ねてもお互いを尊敬し、時にからかったり「もう!」とか小競り合いしたりしつつも大切に想い合う二人を見ていると本当に幸せな気持ちになります。そうそう、その日はこのブログでもよく登場するA先輩(通称ジェントルさん・たしかアラフォー)にもお会いできたのですよ。啄木ウォークの話とか聞いてもらったなあ。いっつも一方的にぺらぺらとしゃべっちゃって、ジェントルさんごめんなさい。まあ、とにもかくにも「おらの好きな人たち大集結!」な日、偶然が重なった楽しい一日だったのでした。
で、マトリョーシカ兄さんがちょっと真剣な話をしていたときに言った一言が忘れられないのです。


「僕は、これまでの90年間、色々なことがあった。いいことも悪いことも。やっぱりこの世は地獄だよ。そして死んでも天国なんてない。死んだら『無』なんだ。」


あんな幸せそうな人からこんな言葉が、とわたしは少々驚いたのでした。

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歩くのではない、突貫するのだ(啄木ウォークin小樽)

こんにちわ。雨が降るごとに冷え込みが厳しくなる「THE・秋」な日々、皆様いかがお過ごしでしょうか。わたしは近年まれにみる忙しさと季節の変わり目が重なり、先週は心身ともに絶不調でした。そのせいで親しい人たちにへなへな甘えたり不義理をしたりと、まあまあご迷惑をおかけしてしまいました…。みなさま本当に申し訳ありませんでした(土下座)。ようやく回復しつつあります。というわけで方々へ「謝るべきことはねえが〜!」となまはげのように突進しては頭を下げまくっている今日この頃です。


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さてさて、先日、「さっぽろ啄木を愛する会」*1の方からお誘いを受け、「啄木ウォークin小樽」という催しに参加してきました!道内のさまざまな地を訪れている啄木ですが、小樽には1907年9月〜1908年1月の4か月余り滞在。そのゆかりの地をめぐって、彼の足跡に触れようという企画です。20名以上もの参加者が集まり、皆でてくてくと歩きまわってきましたよ。年齢層は高かったものの、小樽のアップダウンをものともせずに動き回る皆さまのエネルギーに、若輩者のわたしは圧倒されっぱなしでした。

*1:HPなどはないそうですので案内のリンクはなし

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