静寂を待ちながら

お笑い、テレビ、ラジオ、読書

シベリアの禁制論

こんにちわ。お盆も過ぎこの頃はすっかり秋の気配です。というか朝晩寒いくらいだ。もう少し夏でもいいんだけどなあ。お調子者の自分としてはさみしい限りです。今年の夏は色々ありましたが、トータルで見ると楽しかったなあ。地元の緑豊かなスポットでくつ…

本のカフェ第10回

こんにちわ。最近は小学生のように「もー、いーくつ寝ーるーと」と、お盆休みまでの日々を数えながらはたらいております。あれもこれも、と山盛りに計画を立ててますが、きっと「やりたいこと」よりは「やるべきこと」に押されて半分も消化できないであろう…

じょうねつ

こんにちは。夏ですね。試される大地もまあまあの熱気です。毎日冷えピタ的なシートを首筋とおでこに貼り付けて涼を得ております。基本的にお調子者なので、何事も盛り上がるのは良いことだ!それいけ!と思うのです、たとえそれが気温であったとしても。だ…

共同幻想論のおまけ、からの日記

こんにちは。わたしには日々大切に使っている料理酒があります。複雑な味が出るので気に入っていて、だいたい2か月にいっぺんくらいで使いきるサイズのおおきな瓶を購入しております。で、おとといも煮込みものにちょっと入れて、しまう時に何げなく中身をみ…

本のカフェ第9回「ムーミン+哲学」(『共同幻想論』を紹介しました)

こんにちは。先日、夏仕様のさっぱり髪になったA先輩(略称:ジェントルさん)にお会いしました。異動したてのほやほやだからか、ちょっとお疲れ気味だったなあ。が、わたくし、そんなジェントルさんに思いっきり人生相談をぶちまけ、慰め、励ましてもらっち…

共同幻想論を紹介します。(第9回「本のカフェ」ムーミン+哲学のご案内)

こんにちは。 本日は人生初の宣伝です。何ものでもないおらが、なんということでしょう…。実はですね、次回の、本のカフェで「共同幻想論」を紹介させていただくことになりました。 【ご案内】本のカフェ第9回「ムーミン+哲学」@札幌 〜概要〜場所:Cafe Es…

第8回本のカフェ

こんにちは。今月はヒマ月間!テレビ見てラジオ聴いて、本読みまくるぞ!とわくわくしていたら、各方面から予定が埋まり、全然暇じゃなくなってしまいました。手帳を眺めてはしょんぼりため息をついている今日この頃であります。お盆まで突っ走るしかなさそ…

にっき

半分本当で半分うその日記です。体力があって、どうしようもなく暇なときにだけ、どうぞ。

人生を劇場にたとえたら

こんにちわ。友人のA先輩(略称:パイセン改めジェントルさん)*1、とうとう異動が決まったのだそうです。といっても勤務地は変わらず、部署のみの異動らしい。ニューチームは大変そうだよ、やばいよ、とつぶやいていました。がんばれジェントル、負けるなジ…

パンと珈琲の古楽会

こんにちは。月が明けて忙しさがひと段落したので、最近はすっかり腑抜けになっております。でも夏なのだ!徐々にテンションを上げていきたいものです。私は夏が大好きなのです。暑いのはそんなに得意じゃないんだけど、やっぱり太陽が威勢よく照るのは気分…

第7回本のカフェ

こんにちは。最近やたら身辺がさわがしく、若干へたっております。だれかわたしをいやしてください…、などと虚空につぶやいては、「いやいや、河合隼雄さんが『癒しは卑しい』って言ってたぞ。*1しっかりせねば」と背を起こすみたいな日々です。うーん、大体…

受容と寛容のワイルドライフ(AKBの事件について)

こんにちは。今期は「俺のダンディズム」にすっかりはまってしまいました。滝藤さんの顔芸、最高ですよね。 ブログも毎回楽しんでます。そして、7月始まりのドラマ、「おやじの背中」に今からわくわくしっ放しです。木皿泉・坂元祐二・三谷幸喜・山田太一・…

第6回本のカフェ

こんにちは。先日「にっき」に書いたA先輩(略称パイセン)に再会したとき、「書いてくれてありがとう。でも俺、あんなに口悪くないよ…」とぼやかれました。すいません、でもわざとです。ここでパイセン最新情報を。彼はとある休日、家族で温泉場のお笑いス…

にっき

こんにちは。もう今年も半分が過ぎようとしているんですね。信じられん。体感的にはまだ3月末とか四月の頭くらいです。このまま行くと30年後、「あれ、わたし今日ご飯たべてないよね…」とか言う人になりそうで怖い。 さて、たまにはのんびりと、日々の徒然な…

スターと裏方(「ナカイの窓」山里世代より)

こんにちは。うちの辺りもようやく「春が過ぎ、夏を待ち(星野源「日村さん42歳バースデーソング」より)という気候になってきました。北国の春は、梅も桜も同時期に咲きます。まさに百花繚乱で美しいけどあほみたいです。そんなにみんなでいっぺんに本気出…

つかませないひと(「タモリ学」を読んで)

我らがテレビっ子の希望の星、「てれびのスキマ」こと戸部田誠さんの処女作及び第2作が続けて上梓されました。おめでとうごさいます!タモリ学 タモリにとって「タモリ」とは何か?作者: 戸部田誠(てれびのスキマ)出版社/メーカー: イースト・プレス発売日: 2…

第4回本のカフェに参加しました!

こんにちわ。GWを引きずったまま週末を迎えております。BGMはもちろん斉藤和義さんの「社会生活不適合者」です。さて、もう一週間も前になっちゃいましたが、第4回「本のカフェ」に参加させていただきました。今回はオブザーバーで、ちょっとだけお手伝いも…

第3回「本のカフェ」に参加しました。

こんにちは。怒涛の三月を越えてからしばらくぼおっとしていたら、もう4月が終わるではないですか。時の流れは早いのう…と言いつつ、茶をすするみたいな今日この頃であります。…… さて、前回参加した「本のカフェ」がとっても楽しかったので、また伺わせてい…

吉本隆明全集刊行によせて

art

こんにちは。 本日は吉本隆明さんの命日です。あれからもう2年が経つのですね。あのときは本当に、自分でも驚くくらいに動揺した。ただのファンにすぎないのに。身内が亡くなったときみたいに、いやある意味ではそれ以上に辛かったです。彼の思想や発言をど…

「異和」はわたしのなかに(音楽界の騒動から)

こんにちは。「最高の離婚SP 2014」にいたく感動し、小沢健二さん*1を通過してお父さまの小澤俊夫さんのファンになりつつある今日この頃です。 さて、本日はゲーセワネタでごさいます。一連の「本当の作曲家はだれだ!」*2騒動についてです。でも直接的な話…

オークラ works 2013

天才(変態)構成作家ことオークラさん、昨年はすごかったですね。過去の年表記事もこつこつと更新してますが、2013年分に特化した活動分を改めてまとめてみました。 ………… 2013年 (40歳) 3月2〜3日 「舞台・ウレロ☆未公開少女」に脚本家として参加。 3月29…

「本のカフェ」に参加しました。

2014年1月26日、「本のカフェ」という読書会に参加させていただきました。 主宰の木村さんによる詳細解説はこちらです。………… どんな感じなのかな…と恐るおそる伺ったのですが、とてもあたたかな催しでした。好きな本について紹介したり、質問をしたりして語…

あまちゃん第157回「おら、紅白でるど!」と、綾瀬はるか

あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。………… 溜まっているネタをすっとばして書きます。2013年「第64回NHK紅白歌合戦」、近年稀に見る面白さでした。 何と言っても「あまちゃんスペシャル」!これが本当の最終回でしたね。だ…

今年もありがとうごさいました。

大変にご無沙汰しております。いっつもこんな書き出しの2013年ですいません。いやー、今年も終わりますね。 早かった。実に早かった。 私にとっての2013年は、やっぱり「あまちゃん」の年でした。こんなに熱狂してドラマ見たのいつ以来だろう。 ライブにはあ…

「森田一義アワー・笑っていいとも」とわたし

「いいとも」が終わる。 一報が流れた2013年10月21日、わたしはショックで風邪をこじらせました。ほとんど失恋したみたいな精神状態からようやく立ち直ったところです。 動揺っぷりに我ながら驚きました。振られた相手にラブレターを送るみたいな気持ちで書…

閑話休題

あまロスになるかなーと思いきや、まあまあの頻度で各局が「あまちゃん乗っかり」を展開しているので、あんまりロスっていない今日この頃です。いいんだか悪いんだか。

ありがとう「あまちゃん」

2013年上半期のNHK連続テレビ小説「あまちゃん」、本日大団円の最終回でした。 半年間、登場人物や設定、そして小ネタに対して感情移入に次ぐ感情移入を繰り返しながら楽しみました。 製作スタッフ、出演者のみなさまには感謝に次ぐ感謝を捧げます。 備忘…

〈原点〉 おまけ

「風立ちぬ」、何回見ても面白い。っていうか自分が参考資料を読んでからまた観に行くと、全然感想が変わるのが面白いです。そういう作り方なんですね。すっかり宮崎駿さんの分厚い手のひらの上で転がされてます。そしてここから、完全なる「言いたい放題」…

〈原点〉その2 宮崎駿「風立ちぬ」〜〈旅路〉の果てに

前回の続きです。 これまで「アニメは子どものもの」と言い切り、作品を発表してきた宮崎駿さんですが、最新作「風立ちぬ」では全く違う切り口を提示されました。 堀越二郎は、宮崎駿さんそのものです。「己」を、ためらいながらも表出したのです。 「飛行機…

〈原点〉 その1 宮崎駿「風立ちぬ」〜カルチャーガジェット

宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」、見どころ満載で本当に面白かったです。ようやく感想がまとまったので書いてみます。いわゆる「ネタバレ」ありです。 ………… 「風立ちぬ」といえば、日本でいえば堀辰夫の小説を指しますが、この映画では、彼と同時代を生きた…