静寂を待ちながら

お笑い、テレビ、ラジオ、読書

2013-08-01から1ヶ月間の記事一覧

〈原点〉 おまけ

「風立ちぬ」、何回見ても面白い。っていうか自分が参考資料を読んでからまた観に行くと、全然感想が変わるのが面白いです。そういう作り方なんですね。すっかり宮崎駿さんの分厚い手のひらの上で転がされてます。そしてここから、完全なる「言いたい放題」…

〈原点〉その2 宮崎駿「風立ちぬ」〜〈旅路〉の果てに

前回の続きです。 これまで「アニメは子どものもの」と言い切り、作品を発表してきた宮崎駿さんですが、最新作「風立ちぬ」では全く違う切り口を提示されました。 堀越二郎は、宮崎駿さんそのものです。「己」を、ためらいながらも表出したのです。 「飛行機…

〈原点〉 その1 宮崎駿「風立ちぬ」〜カルチャーガジェット

宮崎駿監督の最新作「風立ちぬ」、見どころ満載で本当に面白かったです。ようやく感想がまとまったので書いてみます。いわゆる「ネタバレ」ありです。 ………… 「風立ちぬ」といえば、日本でいえば堀辰夫の小説を指しますが、この映画では、彼と同時代を生きた…

内から外へ、外から内へ おまけ 「少女H」

失礼な言い回しは承知ですが、私は昔から広末さんの↓透明感のあるアイドル顔が昔から大好きなんですよねー。 可愛いですね。 この表情もいいなあ。 どさくさまぎれに「私の好きな造形美のみなさま」を。

内から外へ、外から内へ 3 バカリズムの五感

その1、その2では、広末涼子さんの「スター性」の根について話しました。アイドルに、そして女優になれたことに対する誇りと各種バッシングを乗り越えてついた自信。 お芝居をするとき、彼女はおそらく、意識的か無意識かは分からないですが 「人生経験」の…

内から外へ、外から内へ 2 休暇とヒロスエ

前回の続きです。 「己の成長物語」を女優として、そして人間として最も重要視している広末涼子さん。 前述「ボクらの時代」内で、一度目の結婚・出産後に休業していた時の心境を聞かれ、それがさらに露わになりました。